俺は福岡ナンパ師

これは27歳の男がナンパで人生を変える物語。

第7話 初めての合流

前回初めて弾丸即を決めた俺は初めてクラスタ(ナンパ仲間)とSNSで出会い合流する事になった。

SNSを通じて出会うという事が人生で初だったので何か不思議な衝動に駆られ恐怖感が強かった。

20時に福岡市内のクラブで合流しましょ!と言われ俺はクソ田舎から2時間かけて向かった。

集合時間になり。

俺 どんな服装されてますか?

クラスタ 全身黒コーデです!

と言われ探していたところそこには俳優と言っていいほどの鬼クソイケメンがいた。

俺はこのクラスタを見た瞬間内心[上には上がいる。。。こんな方でもナンパするんだ。。。]と衝撃を受けた。

クラブに入る前に近くの屋台で軽く一杯呑んでクラブinした。

クラブ自体はナンパを始める前から何回か行っていたが単純に女の子目的ではなく音楽が好きだったから行っていた。

ナンパを始めてクラスタになってから初めてのクラナンだ。(クラブでナンパをする略)

俺はクラブに入る前から合流した彼は絶対にクラブですぐ女の子を捕まえれるんだろうなぁ。

と思っていた。

俺たちが行ったクラブは福岡でも有名なクラブで週末になると人がわんさか集まり身動きがとれないほど熱いクラブだ。

クラブの中に入りローラー(女の子を探すこと)していると二人組を見つけた。正直めちゃくちゃかわいくて圧倒的オーラを身にまとっていたがkk(声をかけること)した。

俺 おねーさん一緒にのも!

女の子 えー!絶対ホストじゃん!

俺 ???

そう。この時人生で初めてホストと言われた。

内心嬉しい気持ちがあったが確かにその時はモテる為には髪を伸ばせ!とSNSに乗っていたのでまあまあ伸びておりホストくらいはあった。

だがそこでホストじゃん!と言われた後のことを俺は考えておらず結局女の子を逃がしてしまった。

一方の鬼クソイケメン君はどーだろ?と思いながら見ているとなかなか女の子に声をかけれてない。

俺 あれ?なんで声かけせんと?

鬼クソイケメン君 実は俺あんまり喋りかけれんっちゃんね。笑

俺 えー!もったいな!そんなかっこいいのに!

世の中には色んな人がいるんだなと思った

けど声をかけないと何も始まらない。

俺は目を血眼にしてクラブ内をローラーした。

その時めちゃくちゃおとなしそうな子がクラブにいた。

俺 おねーさん一緒にのも!←これしか言えない俺。

女の子 いいよー!

早速女の子を連れてカウンターに行った。

俺 何飲みたい?

女の子 テキーラ

おいおいそんなおとなしそうなのにそんなの飲むのね。。。

結局その子と手を繋ぎ終盤までクラブにいた俺はその子と一緒にクラブを出ることにした。

俺 もう5時だし牛丼食べ行こ

女の子 いいよー

クラブをでて近くの牛丼チェーン店にはいり食事することに。

俺 〇〇ちゃんっていつもよくクラブいくん?

女の子 んーんー行かないよー嫌なとこあったときだけかなー。

俺 そーなんだ。なにか嫌なことあったん?

女の子 最近美容専門学校退学して親とも喧嘩したって感じかな。今は奨学金返すためにバイトしてる。返せる気しないけどね。

俺 そっかー。

俺は牛丼を食べてホテルに行こうとくらいしか思っていなかったが実は俺はこのような話に弱い。必死に頑張っている子をワンナイトすると考えるとなぜか気持ちが揺さぶられ罪悪感にかられてしまうのである。

結局その日は牛丼屋で別れて番ゲ(連絡先交換)をしてまた後日会うことにした。

まあだがここでまた弾丸即(会ったその日にセックスすること)となっていればクラナンでの弾丸即でまた自信に繋がってたんだろうなあ。

だが前までの俺は女の子に声かけすらできなかったんだからな。

その後は軽く昼ストナン(昼間に女性に声をかけナンパすること)をして帰宅した。

結局土曜日の夜から日曜日の昼までで25kk5番ゲだった。(25人に声をかけて5人に連絡先交換)

人生初の合流だったがあまり合流という合流ができず鬼クソイケメン君には申し訳なかったがまた合流しようねと言ってもらえた。

やはりスポーツにしろナンパにしろ仲間がいたらモチベーションも上がるし美意識もあがるもんだな。と俺は思った。

もっとナンパ界隈の方たちと合流してモチベーションあげてこ!と俺は思い次の週末も街に出ることにした。

その次の週でなんと衝撃的な出会いがあるとは。。。

 

END